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2014年12月 4日 (木)

元気アシスト針灸師・治療の紹介  月曜日・金曜日(祭日は午前)

『養生すべき「経絡」』
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治療家の立場から日々観察していると、患者さんの抱える症状には、ひとつの傾向があります。それはその方特有の「経絡(ツボを結んでいるライン)」に関連しやすいということです。

たとえば、胃の調子がわるいということで来院された自営業のAさんを例にとってみます。Aさんの主訴は胃にガスが溜まりやすいという症状。温めると寛解するところから、このところの急な冷え込みがまず原因のひとつに考えられます。身体を診ると、足の「胃経」のツボにしっかり反応がでています。さっそく全体治療を施すと共に、反応している「胃経」のツボを使って治療し、胃の不快感を改善します。

そんなAさんが、3か月前に来院した折の主訴は顎関節症でした。痛くて口を大きく開けられない状態。実はこのときも「胃経」のツボを使って改善しています。顎関節周辺のこわばった筋肉は「胃経」のライン上にあり、そのこわばった筋肉を弛めるツボを探すと、お腹と足背部にある「胃経」のツボ2か所に反応があり、そこにお灸を施したのです。

一般的に顎関節症と胃の症状とは、それぞれ整形外科と内科の症状であり、一見なんの関係もありません。ところが、鍼灸の世界となると、共に「胃経」という経絡上に症状が出たということに、実は大事な意味が含まれています。つまり、Aさんは「胃経」上に症状がでやすい傾向にある−ということ。しかもAさんに限ったことではなく、症状を呈しやすく、いわば治療のテーマとなりやすい特有の「経絡」を、実は誰にでもあるということです。

その特有の「経絡」は、その方の弱点を象徴しているかもしれません。でも、考えようによっては、無理するなと突きつけられたイエローカード(症状)を、いつも請け負わされている健気な「経絡」だといえます。

とすれば、患者さんにとっては日頃からしっかり向き合って、大事に養生すべき「経絡」だということです。

 

そして治療家の仕事は、そうした「経絡」を診つけて鍼灸で調えること。必要に応じて普段の養生法について提言をすることです。

月・金担当  進藤仁士


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