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2014年7月15日 (火)

元気アシストのスタッフとして

昨年、イラストルポライターの内澤旬子さんの「身体のいいなり」という本を書

店で見たとき、思わず手に取ってしまった。まさにその通り、と思ったからだ。

 

 彼女は、長年身体の訴えに耳を貸さず、意志や知識で強引に身体を引っ張ってき

た。それが、ついに身体に反乱を起こされ、腰痛、アトピー性皮膚炎、乳がんにまで

なってしまった、というもの。身体に屈服させられ、降参したという。

 

当時私は、自分はまさに「身体のいいなり」になっている、と思っていたのだ。 

 

私の症状は、もう、10年以上前からの頭痛、腰痛など。痛みが強ければ、とたん

に何も考えられず、少し弱まれば少し前向きになり、また強くなれば、あっという間

に暗闇に沈む。その繰り返し。全く、身体さまに翻弄され、いいなりの日々。

 

 元気アシストのスタッフとして患者さんに接するうちに、皆さんが、症状を通して

身体と向き合い、葛藤し、折り合いをつけようとしている、とよくわかった。医師の

話、針灸師の説明を自分なりに噛み砕いて、理解する、治療者に丸投げではなく、自

分なりの工夫をし、身体と心のバランスをとろうとしている方が多くおられる。

 

 嘔吐と下痢が続いたという方がおっしゃった。「お腹を温めて寝ていたら回復した

の。冷えてるって教えてくれていたのね、身体が」。そして今日、針灸師にもっと深

い身体の声を汲み上げてもらい、手当てをしてもらうのだと。

 

 内澤さんは、その後、身体の訴えにより耳を傾けるためにヨガをはじめたそうだ。

そして、本当に健康、と思えるようになったそうだ。

 

 

 私も、「身体のいいなり」だと思っていた日々をこうして振り返れるのは、なにか

から、抜け出そうとしているのかもしれない。元気アシストに来院される、多くの、

同志であり、先生でもある皆さんとともに。               (典)

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