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2011年3月28日 (月)

踊りのちから・音楽のちから

東日本大震災から2週間たった現在も、こころに重く覆いかぶ

さる不安が未だ消えずにいる。たとえば幼い娘さんをかかえる

お母さんは、夜になると不安で目が覚めてしまい、側にいつも

いる娘さんもアトピーがひどくなっているという。実際に被害

遭った人でなくても、不安の連鎖は人から人へと伝わり、身

体の症状にまで波及してしまう。いま日本中に漂うこの空気は

とてもよくないことは確かだ。

そんな折、オイリュトミーに詳しい友人の女性が、いまこうい

う状況にこそ必要な踊りがあるというので、そのさわりを見せ

てもらった。なんでも「ハレルヤ」という言葉がよいのだそう

だ。ドイツ語で「ハレルヤ」は「Hallelujha」で、この文字一

字ごとに手足のポーズが決められており、声は出さずゆっくり

そのポーズでハレルヤをなぞっていくのだ。(実際は大勢が輪

になって踊るそうだけど・・)

特別シュタイナーに詳しいわけでもない私にとって、友人がく

りだすその一連のポーズを見ての第一印象は、まるで応援団の

エールのしぐさに似ているな、と思った。そうかこんなときは

「こころのエール」が必要だよな、と勝手に解釈した。さらに

私は踊りが苦手なので、じゃぁオイリュトミーに代わって「ハ

レルヤ」の音楽を聴いているだけでもいいのかしら?と聞いて

みると「それもいいと思うよ」と友人は応えてくれた。

そんなことで、早速実践としてヘンデルのオラトリオ『メサイ

ア』を治療室で、ボリュームを下げながらも1日中BGMとし

て流している。「ハレルヤコーラス」は『メサイア』の第44

曲にあたる。英国ではこの曲になると聴衆が一斉に起立すると

いう伝統があるという特別な曲らしい。だけどバロック時代は

それこそ「音楽は実用品」だったというから、音楽は特別かし

こまって聴くものではなく、気持ちよく漂っているだけでたぶ

んよいのだと思う。

何気にかけているBGMが、不安のこもったこの空気をきっと

浄化してくれるだろうとの願いをこめて聴いている。「音楽が

実用品」というのは、それこそ「音楽には日常的に人を癒す力

がある」ことを昔の人々は既に知っていた証だろうから。(安)

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